コンセントやスイッチの使い方次第では、火災などの要因になり得ます。定期的に確認しておくようにしましょう。
コン
コンセント・スイッチの取り替えが必要な状況
①寿命
コンセントや電気スイッチの寿命は約10年と言われています。ただし過度に負荷のかかる使い方をしていた場合にはさらに寿命が縮まることもあるので、 不具合を感じたら使用年数に関わらず点検を依頼しましょう。
②破損やひび、変色
これくらい大丈夫だろうと軽く考えてコンセントの破損を放っておくと重大な火災事故や漏電、感電事故につながる恐れがあります。コンセントに異変を感じたらプロに点検してもらいましょう。
③過度な発熱
コンセントから発熱する事全てが異常なわけではありませんが、触れられない程熱くなっている場合は発火する危険性があります。コンセントの利用を中止し、すぐに交換依頼をしましょう。
コンセント・スイッチの増設が必要な状況
①高負担の電化製品を新しく購入した時
エアコンや電子レンジ、IHなど、電力消費量の多い家電を導入した場合、コンセントの増設が必要になるケースがあります。また、このような家電のコンセントはブレーカーが落ちるのを防ぐために、専用に新しく配線してもらうことをおすすめします。業者に依頼して新しく取り付けてもらうようにしましょう。
②コンセントが欲しい場所にない場合
暮らしているうちに「ここにコンセント・電気スイッチがあったら便利なのにな」と思うことがあるでしょう。延長コードなどで対策する方法もありますが、見栄えが悪くなってしまいます。また、つまずいて転倒する危険性もでてきます。業者に確認をしてコンセントを増設できるか確認してみましょう。
③タコ足配線になってしまっている時
家電が増えてコンセントが足りなくなったからと言って、安易にタコ足配線にしてしまうのはとても危険です。ご存知のように火災を引き起こすリスクが高まります。もしコンセントの容量を超えて家電を繋がなければならない状態になってしまっていたら、素直にコンセントを増設しましょう。
コンセント・スイッチの増設が必要な状況
コンセントやスイッチ本体の工事は、国家資格を持った人にしかできません。資格のない者が手を出すと、感電や漏電などのトラブルに繋がりかねない上、罰則の対象になります。もし、有資格者であっても経験がない場合は無理に自分で行わずに、経験豊富なプロに依頼しましょう。
ただ中には「コンセントカバーやスイッチカバーを、部屋のテイストに合わせて変えたい」という方もいらっしゃるかもしれません。カバーだけの交換であれば、電気配線を触る必要がないためDIYでの対応が可能です。ご自身でカバーを交換される際は、感電予防のためブレーカーを落としてから作業するようにしましょう。
